韓国料理との相性バッチリの『山うに』
トウガラシの辛さと、柚子の爽やかな香りの組み合わせの妙が癖になる、福井県鯖江市の名産品があります。
それが『山うに』です。
機械ではなく、手作業で丁寧に練り込まれた柚子と鷹の爪、赤万願寺唐辛子で作られています。
鮮やかな赤みがキレイな、まさに「うに」のようなビジュアルです。
「塩うに」に似ているから、「山うに」と名付けられたともいわれている食品です。
山うには、辛味と香りが強い事から、「韓国料理」との相性も抜群です。
ビビンバに『山うに』を混ぜましょう!
韓国料理の代名詞とも言われる料理に「ビビンバ」があります。
もやしや大根、ほうれん草などの「ナムル」と呼ばれる漬物と、キムチを混ぜて食べる料理です。
「混ぜる、ご飯」という意味を持つビビンバは、コチュジャンを加えてスプーンで混ぜる事で、複雑な味になりより美味しさが増します。
また石の器で焼いて食べる、「石焼ビビンバ」は焦げができるので、香ばしい魅力もあります。
山うには、コチュジャンの代わりに使用するのに、ぴったりな食品です。
コチュジャンよりも甘さが控えめで香りが強いため、食べやすいと感じる人も多いでしょう。
冷蔵庫のあまり野菜を使って作れるビビンバですから、冷蔵庫の中の山うにを活かしたい時に、手早く作って楽しみたい料理になりそうです。
プデチゲに山うにを合わせましょう!
韓国料理の中でも、「超大衆料理」として知られるのが「プデチゲ」です。
チゲは「鍋」の意味で、プデチゲは「部隊チゲ」とも呼ばれ、朝鮮戦争中などに若い兵士が作って食べた事が料理の発祥だとされています。
プデチゲの特徴は、インスタントラーメンを鍋に投入する事です。
チゲ鍋にインスタントラーメンを入れて、「〆る」人は多いと思いますが、プデチゲは作り始めからインスタントラーメンを入れる想定で作ります。
適当な出汁のスープに野菜を入れて煮込み、インスタントラーメンを投入して3分待てばできあがりという簡単なメニューなので、若い男性や学生から強い支持を集めています。
韓国では辛味を足すために、トウガラシ粉や、キムチを加えますが、「山うに」を加えても美味しいです。
辛味だけでなく、柚子の香りも鍋に広がりますので、高級感があるプデチゲになるでしょう。
山うにと一緒に、とろけるチーズを入れても、味が複雑になり美味しいです。
福井県鯖江市の特産品『山うに』は、辛味と香りが強い事から、韓国料理との相性も抜群です。
辛い物が大好きな人や、韓流アイドルなどが好きで韓国料理にも興味がある人は、様々な韓国料理と、山うにを合わせてみましょう。